サイエンス体験フェア2017を開催しました!

カテゴリー: 青少年等の創造性開発に関する指導、相談及び情報提供等の事業

 このたび、青少年の豊かな科学的発想や創造性を育み、青森県の将来の産業振興を担うものづくり人財の育成を図ることを目的に、県内小中学生を対象とした標記フェアを、下記のとおり開催しました。

 

 開催にあたり、県内企業や発明クラブなど、たくさんの方々に御協力いただき、魅力あるイベント内容になりました。そのおかげで、事前申込としていた体験プログラムに対し、開催案内した直後から定員を超えるたくさんの子供たちから御応募をいただきました。この反響を嬉しく思うとともに、受け付けできなかった小中学生の気持ちを想い、来年度は会場設定や定員増加などを検討したいと思います。

 

 当日は、事前申込に加えて、当日受付のコンデンサ充電カー工作を目当てに、開場前から長蛇の列で、開催30分後には、当日受付のチケットも満員御礼の盛況ぶりでした。御来場いただきまして、ありがとうございました。

 

1 開催日時  平成29年11月23日(木・祝) 10:00~16:00
2 開催場所  青森県観光物産館アスパム 4階十和田(青森市安方一丁目1番40号)
3 内  容  (1)技術体験教室

         ①ロボットを動かしてみよう!プログラミング体験教室

          (株式会社ビジネスサービス)

         ②不思議なめがねで別の世界を体験してみよう!

          (NECソリューションイノベータ株式会社)

         ③コンデンサ充電カーを作ろう!

          (株式会社ジョイ・ワールド・パシフィック)

         (2)発想力育成教室

           キミの自由な発想を形にしてみよう!

          (たいよう総合法律経済事務所 弁護士・弁理士 上野大輔氏)

         (3)ものづくり体験教室

         ①「ぶるぶるロボット」を作って、競走しよう!

         ②「パカパカ歩行ロボット」を作って、競走しよう!

          (県発明協会 発明コンシェルジュ 金原誠氏、

           青森市少年少女発明クラブ 伊藤光郎氏)

4 開催状況

(1)技術体験教室

①ロボットを動かしてみよう!プログラミング体験教室

 ここでは、子供たちが「教育版レゴ マインドストーム」という教材を使い、ロボットの組み立てからプログラミング、実走までを行いました。組み立てといっても、レゴブロックのように簡単に作り上げることができました。iPatから様々な動きを指定したプログラムをロボットに送信し、各種センサーの様々なアクションにより、走る・止まる・曲がるといった動きをするロボットが、子どもたちの歓喜と共にブース内を走行していました。

 2020年度からプログラミングが小学校で必修化されるという流れから、子どもたちの論理的な思考力や問題解決力を育むツールとして、これからも益々推進されていく分野と改めて思いました。

 

②不思議なめがねで別の世界を体験してみよう!

 ここでは、子供たちがVR(バーチャルリアリティー)スコープを装着し、仮想空間を上下含めて360度全方位を見渡したり、空間内のものを動かしたりできるプログラムを体験しました。子供たちは歓声を上げながら、森の中を散策しながら木を倒したり、小人になってキッチンを歩いたりと、仮想空間の世界を自由に楽しんでました。

 精巧に創られた3D仮想空間を通して、企業の技術力の高さを改めて実感するとともに、本技術はゲームだけじゃなく、不動産の内覧や機械操作の疑似体験など、様々な分野で今後とも生かされていくということを子供たちと共に学ぶことができました。

 

③コンデンサ充電カーを作ろう!

 ここでは、電子機器には欠かせないコンデンサを利用したモーターカーを工作しました。電池で走る車と違い、自らの力で手回し充電器を回してコンデンサに急速充電させ、蓄えた電気により走る車は、子供たちにとって、新鮮で貴重な経験のようでした。

 会場では、作り上げたマイカーに充電させ、自慢げに走らせる子供たちが見受けられました。

 

(2)発想力育成教室

 ここでは、講師から当日与えられた課題を、配られた材料や文具を利用し、制限時間内に解決するようなモノを子供たちに工作させ、考えることや工夫することの楽しさを実感させる授業を行いました。

 当日の課題は、野球観戦において両手に紙コップと紙皿を持っている状況を想定し、片手を自由にして応援するために、もう片方の手で紙コップと紙皿を同時に持ちたいが、どのようなものだと一緒に持てますか?といった内容でした。子供たちは、思い思いの紙コップと紙皿が一体となったような食器を作っていました。

 講師の上野弁護士は、参加した子供たち一人ひとりにインタビューして作品の工夫したところを発表してもらい、その作品を参加者全員に見せて、そのアイデアを讃えていました。

 工夫する心が発明に繋がり、特許などの知的財産に繋がっていくことを、子供たちにも分かりやすく伝えることができました。

 

(3)ものづくり体験教室

 ここでは、前進するロボットを工作し、会場内に設置したコースにおいて競走させました。ロボットは、振動を利用して前進するロボットと、4本足で歩行するロボットの2種類を工作しました。参加した子供たちは、講師から工作のポイントや注意点を聞きながら、全員がロボットを作り上げることができました。

 競技会において優秀な成績を収めた子供たちには、当協会の下井田常務理事から賞状と記念品が進呈されました。 

 

最後に、御多忙の中、出展いただいた企業の方々、関係者の皆様方に、改めて感謝申し上げます。