「知財ビジネスシンポジウム2019」終了しました。

カテゴリー: 知的財産権制度の普及啓発に関する指導、相談及び情報提供等の事業

去る3月20日、ウェディングプラザアラスカ3階において「知財ビジネスシンポジウム2019」を開催し、県内企業ほか関係者約100名の皆様に御参加いただきました。

 


第1部基調講演

日本が生んだ世界食 インスタントラーメン~

「ヒット商品に学ぶ知財戦略!ヒット商品の舞台裏」について

 

●講師

 新潟食料農業大学客員教授

加藤正樹氏(もと日清食品株式会社知的財産部長)

 

加藤氏は、日清食品株式会社知的財産部長であった経験から、模倣品対策にどう取り組んだのか特許権、商標権などの組合わせによる戦略など知財戦略の本質について御講演いただきました。

 


【第2部】知財活用のニッチトップモデル構築事業成果報告

知財活用のニッチトップモデル構築事業は、特許などの知的財産を活用し、特定分野でトップクラスの市場競争力を有するモデルを創出して、県内企業の競争力を高める事業です。

 

●講師

 株式会社中嶋製作所 

取締役副社長 中島功雄氏

 

~地方中小企業の挑戦~ 

若手経営者が取組む先端技術導入と知財ビジネス

 

●講師

 株式会社中嶋製作所 

取締役副社長 中島功雄氏

 

中島氏から㈱中嶋製作所が畜産機械製造業のパイオニアとして取り組んできた経緯や畜産業界の市場動向をふまえた技術開発・知財戦略や自社の強みを理解するための考え方について御講演いただきました。

 

引き続き、パネルディスカッションを開催しました。

 

 【パネラー】 

 

伊勢屋金網工業株式会社 八戸営業所長 林賢吉氏

株式会社中嶋製作所 取締役副社長 中島功雄氏

青森県産業技術センター工業総合研究所

 岡山透氏 (当時。現在、八戸工業研究所長) 

 

 【アドバイザー】  ・新潟食料農業大学客員教授 加藤正樹氏

 【モデレーター】  ・青森県発明協会 知財活用支援プロデューサー 花松憲光氏

 

まず、伊勢屋金網工業株式会社 八戸営業所長の林氏から、今年度、県からの業務を受託して、花松氏や岡山氏の支援を受けながら、ロボットテクノロジーによる鶏舎ケージの効率的な組立システムを開発し、特許出願した成果についてプレゼンしていただきました。

 

この報告をふまえ、今後、製造業において人材不足が深刻となるなか、ロボットによる組立システムに市場性があることや、市場性をふまえた技術開発・知財戦略の重要性についてディスカッションしただきました。