八戸市少年少女発明クラブ員の考案した発明品が「実用新案登録」されました!

更新日: 2020年02月17日印刷

  • 活動日:2018年04月16日(月)
  • 参加人数:

 当クラブ員 吉野 秀君(よしの すぐる・八戸市立吹上小4年・登録時3年)考案の「コンパス用補助具」が、3月7日に実用新案登録(特許庁)されました。

 これは、昨年度のクラブ活動の中でアイデアを考案し製作した作品「補助ハンドルつきラクラクコンパス」をもとに申請したものです。

 同作品は、八戸市児童生徒発明くふう展で最高賞となる「八戸市教育委員会教育長賞」を受賞、また、第59回青森県発明くふう展では特別賞「東奥日報社長賞」、第76回全日本学生児童発明くふう展で「入選」するなど、輝かしい成績をおさめました。

 4月16日(月)、保護者、クラブ指導員とともに伊藤博章八戸市教育長を訪問し、受賞報告をいたしました。

 吉野君は、アイデアのきっかけは「3年生で初めて算数の授業でコンパスを使った時、ぐらぐらして針が外れてうまく円が書けなかったので、もっと書きやすいコンパスを作りたいと思った」ことや、最初に考えた「針に4本の足をつけて支えたり、鉛筆側に車輪を付ける方式」がうまくいかず、約2ヶ月間試行錯誤して「つまみ側に補助ハンドルをつけるアイデア」を思いつき、身近にある材料で製作したことなどを、実際にコンパスで円を書きながら説明しました。

 現在では、市販のコンパスもうまく使えるようになった吉野君は「ラクラクコンパスを使っているうちにコンパスの回し方のコツを覚えた。ラクラクコンパスは市販のコンパスにハンドル部分を取り付けたものなので、補助つき自転車の補助輪のよう。上手になったら外せばいいので、コンパスが苦手で困っている新3年生に使ってもらいたい。」と話しています。

 表敬訪問では、デーリー東北、東奥日報社の取材もあり、4月17日付の新聞でも取り上げられました。